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ヒガンバナ [今日の1枚]

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子供のころ、道端の彼岸花がきれいなので、つんで帰ろうとしたら、母に「お墓の花だからダメ」と言われた記憶があります。
それ以降、なんとなく<不吉で縁起の悪い花>として頭に叩き込まれてしまって、道端で見かけても見ないふりをしていたような気がします・・・。

鱗茎にアルカロイドの毒をもつので、水田のあぜや墓に虫よけ、モグラよけとして植えられていたとか。
アルカロイドは水溶性なので、長時間水にさらして毒をぬいて、戦時などの非常時には食用とされたとか。
昔の人の知恵と経験はすごいですね。

今では、秋を代表するあざやかな花として、カメラマンたちのおっかけの的に。
<不吉な花>なんて、あまり言わなくなりましたね(^-^;
彼岸花をただ美しい花として愛でることのできる豊かな今の時代を、ありがたく思います。
タグ:XZ-1 彼岸花
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コメント 4

旅爺さん

彼岸花は毒草なので誰も取りたがらない墓場に多いんです。
でも最近はポピュラーなイメージが強いですね。
by 旅爺さん (2011-10-09 09:03) 

つぐみ

不吉な花のイメージがあったんですね。
最近はそういう感じもなく愛でられる時代になってよかったです^^
by つぐみ (2011-10-10 19:57) 

ささ

もぐら除けにあぜ道へ~ は聞いていましたが、
食用にしている時もあったのですね。凄いなぁ。
実は私はお墓の周りでは見たことが無いものですから、
やはりあぜ道に咲く花~ のイメージが強いです。
by ささ (2011-10-11 09:05) 

にこちゃん

私も小さい頃、大人に言われましたよ~
それに、にょきっと真っ赤な花だけ先に咲くのも、
何だか不気味に思えてしまった記憶が。
お墓にあって血のような花だけ咲く姿、やっぱりちょっとコワイですよね~
by にこちゃん (2011-10-11 18:41) 

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