石光寺 寒ぼたんとロウバイ (1/25) [おでかけ・奈良]
よいお天気になった日曜日、寒ぼたんとロウバイの咲く石光寺へ行ってきました。
ここの牡丹は、春と冬に咲く「二度咲き」の牡丹。
花が自分自身で寒さ対策をしているため、茎が短く葉もほとんどないのが特徴のようです。
こぶりの花がこもを被ってひっそりと咲いています。
境内の奥ではロウバイが満開。
冬の日差しに、透明感のあるロウバイの花弁がキラキラ。
さわやかな甘い香りに、あたり一面満たされています。
石光寺は、中称姫伝説ゆかりの寺で、中将姫が蓮糸曼荼羅を織成する際に蓮糸を染めたという「染めの井(井戸)」と、糸を干したという「糸掛桜」があり、「染寺」とも呼ばれます。
つい、境内の花にばかり目が行きがちですが、日本最古の石仏(白鳳弥勒菩薩)や塼仏(せんぶつ)が出土していて、その実物を間近に見ることができます。まだ地面を掘り返せば石仏の一部がでてくるかもしれない・・・そうですよ。考えるだけでワクワクしますよね(^-^)
コメント 0